4月13日に大黄金展で盗んだ犯人と思われる人物が逮捕され、注目が集まっています。注目が集まっている理由は、警備体制が緩すぎるという点です。
過去にもこの大黄金展では、窃盗事件が発生しており、実は今回で2回目の事案になります。どうして2回も同じことが起きてしまったのか、また警備状況はどうなっているのか、犯人の処遇はどうなるのかについて詳しく解説していきます。
過去に起きた窃盗事件と同じ形で盗まれた
今回の大黄金展では、リュックサックに入れてものが盗まれたという報道がありました。
防犯カメラには堀江容疑者が茶わんをリュックに詰め、約30分後に高島屋から東京メトロ日本橋駅方面に逃走する様子が映っていた。
盗まれた展示品は1040万円の純金製のもので、それをリュックサックに詰め込める程の警備となると相当ゆるいことがわかります。
ちなみに過去にも同じような窃盗が2013年にも起きており、この事件でも、18金製の仏具が盗まれています。
黒っぽいコートにジーンズを着用していたといい、会場の防犯カメラには、同じ姿の不審者が盗まれたりんの前に立つ様子が写っていた。その人物が立ち去った直後にりんがなくなった。
りんはショーケースには入れられておらず、手にできる状態だった。
【引用元:日本経済新聞】
この2013年に起きた窃盗事件も手提げに入れて盗まれ、警備体制が緩かったことが原因でした。
ショーケースにはなぜか入れない
今回で2回目の窃盗事件が起きてしまいましたが、ショーケースに本当に入っていないのでしょうか。
これは本当に入っていませんでした。
日本橋高島屋の「大黄金展」で純金の茶碗が盗まれたようですが、私が「大黄金展」で金塊を持ち上げようとしたときは、あきらかに警備員さんの空気がピリついて一歩前に出てきていました。そんなに私の風体がアヤシイか、と言われれば確かにアヤシイ。そんな厳重な警備の中の盗難とは。 pic.twitter.com/um2EtRyhsC
— まこ (@macogame) April 11, 2024
このように、手に取ることはできる状態だったそうです。今回盗まれた商品も茶碗で小さいものであったので、盗まれたことに気づかなかったのでしょう。
刑量は10年以下の懲役または50万円以下の罰金
今回窃盗で逮捕された「堀江大」容疑者ですが、どのくらいの罪に問われるのか調べてみました。結果としては、10年以下の懲役または50万円以下の罰金になるようです。
これは、刑法第235条に記載があるので、間違いないです。
他人の財物を窃取した者は、窃盗の罪とし、十年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
堀江大容疑者は年齢は32歳のため、42歳までは刑務所の中で過ごし人生を台無しにしてしまう可能性も十分にあると言うことになります。
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